医療機器における中古と新品の違いは?
中古品と新品の違い
医療機器を買うときの、中古品と新品の差を整理します。
中古品でも、法律によりメーカーには品質確保責任があります。
メンテナンスは、メーカーが定めた期間を過ぎると対象外になるのが基本ですが、買い替えの需要も見込みたい以上、メーカーはあまり強く出ることはないそうです。
(販売業者がメーカーに通知していれば、メンテナンス期間もはっきりしますね。)
中古の価格は、新品実売価格の50%が目安とも言われますが、あいまいな部分が多く、半値八掛けもよくあれば、病院ごとに納入価格が変わることもよくあります。
自由競争ではあっても、定価1億円の品が800万円で買われたり、国が5000万円で買ったり…といった情報は医療業界にいれば耳にすることがありますがとてもショッキングですよね。
新品での正規の価格を確認できないとなれば、中古業者の価格を信頼するしかない面があるのは否めません。
中古医療機器の利点
以下の2つが利点として数えられます。
- 価格
- 地球環境保護への貢献
後者については、現在では非常に推奨される考え方となっています。
リサイクルについては、整備が不十分で、コスト面等で難があるのですが、近い将来、メーカーもリサイクルを前提とした材料や構造で医療機器を生産していくだろうと推測されています。
「リサイクル」に加えて、「リユース」という言葉もあります。
前者は、不要になったものを捨てずに、分類して再利用しますが、後者は、不要になったものを捨てずに、洗浄・修理等をしてから再利用することです。
機能を復旧させてから再利用すれば、エネルギー浪費も環境汚染も最小限にできますし、リサイクルよりも地球に優しいといえます。
不要になった医療機器を捨てずに、メンテナンスして再利用すればリユースをしたことになりますね。
中古医療機器を選ぶときの要確認事項
要確認事項を以下にまとめました。
- 以下の点に関して説明や回答があいまいな業者は避ける
☆大型機器(CT・MRI)の設置料 (設置料は高額ですし、場所によって変わります)
☆大型機器(CT)の管球の状態 (購入後に管球を交換すると大きな出費です) - すでに使用している機器のメーカーから、新しい機器を選ぶ
(使用方法やメンテナンスのときに融通が利きます) - 使用経験のある機器を買う
(取り扱いの説明は、メーカーに依頼すると費用が発生します) - 出入りしている業者が扱うメーカーの品を買う
(故障等のときに融通が利きます) - 高額の品はなるべく避ける
(万一のときの被害を抑えるため) - 使用頻度は低くても必要であれば、その機器を買う
(価格が魅力の場合。病院経営にはプラスでしょう)
中古医療機器販売業者を選ぶポイント
- メンテナンス込みの価格なのか
- 購入後にメンテナンスの必要があるかを明らかにしているか
- 重量運搬の場合の送料(高額です)を明らかにしているか
- メーカー通知の書類を希望したときに渡されるか
- メーカー通知で点検の必要な医療機器の場合に、 メーカーが点検した明細が渡されるか
- 10年を超える年式の機器を国内販売で掲載していないか
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